『古事記』『日本書紀』を読むと、神様の先祖 イザナギ イザナミ が契りを交わす儀式が「結婚の儀」の始まりとされています。
古来より継承される日本の厳粛な「結婚の儀」を、神様の御前にて行う。二人の前途を祝し、誓いを新たに契りを交わし、良縁の成就を奉告する。それが「神前結婚式」です。
「正ノ木さん」の名で親しまれている当社は、衣・食・住をつかさどる生活の守護神です。江戸時代から続く有名な「正ノ木祭」は、大神さんや厄地蔵さんに並び甲府3大祭りの1つで、かつては「千両まつり」とも呼ばれていました。また境内には、縁結びで有名な「出雲大社」の神さまがまつられています。
当社では、その「出雲大社」より神事斎行の許可をいただいている神主が結婚式の神事を行い、衣食住を司る生活の守護神が祀られる神前での「結婚の儀」は、神主・巫女・楽士総勢6~7名の奉仕で行われます。
雅楽の調べに合わせ行われる神事はとても幻想的で、巫女舞いも優雅に奉納されます。神事も終盤にさしかかると古来から出雲大社より伝わる神様からの教え「神戒奏上(しんかいそうじょう)」がお二人に読みあげられて一際気が引き締まります。
提灯が印象的な木漏れ日の降りそそぐ稲積神社拝殿で、人生における最も重要な儀式である神前結婚式を行ってはいかがでしょうか。
境内にある『甲子社』と『瘡子社』は、直接「出雲大社」よりお預かりした大國主大神の分御魂をお祀りしています。「婚礼の儀」が整った後、お二人でお参りするのも良いでしょう。
※縁結びで有名な「出雲大社」では、旧暦の10月に全国の八百万の神々が集まり、森羅万象の縁結びの会議が行われます。
神主・巫女・楽士総勢6~7名の奉仕、祈願提灯奉納込みで初穂料10万円より承ります。 詳細については「ご祈願受付フォーム」、または「お問い合せページ」よりお問い合わせください。